いろいろ

ブラック・ジャック「Karte:27 最先端ルームの悲劇」(原作「地下壕にて」)

アニメ化される場合、いろいろと規制もあるのだろうが、
ハムエッグが結構いいやつだったり、オチが甘かったりで、
人間の身勝手さを描いていた原作とのギャップに戸惑いを感じる。

監督の手塚真ブラック・ジャックのテーマについて、インタビューで以下のように答えている。

「これは手作品全部を通してのテーマだと思うんですが、命というものをもう一度見つめ直すということですね。最近、医学ドラマや医学マンガが流行っていますが、もちろんそのルーツはこの『ブラック・ジャック』だと思っています。

単なる医学を扱ったドラマというだけでなく、むしろ人間の命そのもの、あるいは生き物すべての命をテーマとして扱っていきたいと考えています」

命をテーマである以上、死も同等の重みを持つのではないだろうか。
原作では死をむかえる場合も、アニメではBJの手術によって命をとりとめる。
死によってうきだす命の大切さもあるのではなかろうか。
いつもアニメを見ながら思う疑問である。

ケロロ軍曹ケロロ 育てよ城! であります」「ケロロの、動く城 であります」

ケロロ将軍*1ネタ、アニメスタッフはかなりお気に入りのようで、こいのぼりの話に続き登場。
今回の放送は幽霊大活躍だったな。
ちょっと気になったこと。
ドロロが「ケロロく〜ん」と言っているときにもかかわらず、「拙者」「ござる」という言葉遣いがあった。
やっぱり「僕がんばるよ〜」のようになったほうがよかったんじゃないかなぁ。

ドラえもん「マル秘スパイ大作戦」「ハロー宇宙人」

声優陣一新後、初めて「ドラえもん」を見た。
慣れていないせいもあるだろうが、学芸会みたいだ。
Bパートはほぼ原作どおりだったが、Aパートはちょっとこねすぎじゃないか。
スパイセットのデザインが違うのは時代の流れで仕方ないとしても、一連のギャグ的な動きはいただけない。
やはりスパイなのだから冷徹に任務をこなすべきである。
オチが原作と違うのは仕方ないか。

*1:ケロロ軍曹」が小学館漫画賞受賞時に、何を勘違いしたかウェブ上で「ケロロ将軍」と紹介された。