ラビリンス・ゴールド
「新まんがなるほど物語」で若林志穂さんのファンになったものの、たまたま近所のレンタルレコード店のセールで見つけた「Heart to Heart」以外に情報はまったくなかった1990年の7月中旬のこと。
コンビニの雑誌コーナーに寄ったとき、たまたまそこにあった「GORO」の表紙に「若林志穂」の名を見つけた。
早速帰ってページをめくっていると、今はなきアイドルビデオレーベル(メーカー?)、オリーブビデオの広告があり、「7/25 若林志穂 COMING SOON」と書かれているではないか。
それから約二週間の長かったこと。
しかし、それまで私はアイドルのイメージビデオなど買ったことはない。
どこで売っているのかもわからない。
当時はインターネットもないから情報を仕入れるのも大変だ。
結局、神保町の芳賀書店に行くことに決めた。
アイドルのビデオ=エロ=芳賀書店
という図式が勝手に出来上がってしまっていたようだ。
幸いにも芳賀書店にあったので、無事買うことができた。
ところが、問題はまだあった。
当時はすでにベータVHS戦争に決着が着いていて、ベータのソフトはほとんどなかった。
当然「ラビリンス・ゴールド」もVHSのみの販売。
我が家のビデオデッキはベータマックス方式。*1
もちろん見ることはできない。
それからVHSのデッキを買うまでどれくらいの期間があったろうか。
年内には見られなかったと記憶しているから、半年はそのまま放置していたのだろう。
それを思えば、発売を知ってから買うまでの二週間なんてなんてことなかった。
正確な時期は覚えていないが、やっと、やっとビデオの中身を見ることができる日がやってきた。
もったいぶって次回に続く。
*1:このビデオ、今もまだ健在です。