世界ウルルン滞在記。

放送日からさかのぼること4年。
当時は「天までとどけ」シリーズが放映中。
さらには2時間ドラマや連続ドラマにゲスト出演する機会が多く、テレビ情報誌が欠かせない状況。
足繁く本屋に通っては各誌を見比べ、何か情報があれば最も詳しいものを買うのが日課になっていた。


その日も書店で物色をしていると一冊の本が目にとまった。
「フレッシュスター名鑑'96」
毎年「TVガイド」の増刊号としてタレント名鑑が発行されるが、それの若手芸能人に特化したもの。
ページをめくって若林志穂さんが掲載されていることを確認し、即購入。
家に帰り早速チェック。


好きな食べ物・・・穴子、レバ刺し、しらこ


ちなみに筆者の苦手なもの、魚介類、生肉*1、珍味。
ダメじゃん。
なにかの奇跡が起こって一緒に食事をすることになったとしても、楽しいお食事会にはならないのか。
いや、まあ、ありえないことをわざわざ仮定することもないのだけれど、それでもなんとも残念というかとにかく複雑な気分。
と同時に思ったこと。


この人酒飲みに違いない。



そして放送日。


ベトナム・隠れた名酒の村に…若林しほが出会った。」


なるほど。


モンゴルでも韓国でもそうだったと思うが、アジアって歓迎で酒をじゃんじゃん勧めるところが多いな。
あんなに飲まされたら歓迎されながら死んじゃうといつも思う。
向こうは純粋に歓迎の気持ちなんだろうけど。


番組冒頭スタジオでの出来事。
司会の徳光和夫が放った言葉に腹が立った。
「若林さんはお酒が好きだそうですね。飲むとキス魔になるそうですね。」
ここで否定するも
「ああ、記憶もなくなるんですね」


徳光許すまじ!

それはそれとして、だったら一緒に飲んでみたいような。
でも酒弱いから先につぶれるからなんの恩恵……


取り乱しました。
今でこそ、テレビは過剰な演出で無理やり盛り上げようとする*2ものと理解できるようになったが、当時はまだテレビはまともだと思っていたからなあ。
ここではそういう印象を与えて(しかも現地の歓迎を受けて酔いつぶれたわけで)、その後に興味を持たせようという演出だったのだろう。
が、それはそれとして徳光許すまじ。


まあ、「珍味好きは酒飲み」ってのも偏見のある見方か。
羊羹つまみに酒飲んでた人もいたしな。

*1:少しでも火が通っていれば可

*2:そしてすべる