英二
私は長渕剛が嫌いだ。
それでもこの映画を映画館まで見に行き*1、パンフレットも買ってきた。
もちろん若林志穂さんのためだけである。
志穂さんの役は、長渕演じる「伝説のやくざ」小川英二の妹あずさ。*2
冒頭から飛ばす飛ばす。
熊本市内で刃物を持った男が暴れまわり、警官すら手を出せない状況。
そこにやってきた英二さん、なんと、素手で暴漢を取り押さえる。
この時点でこの映画の価値はただ一点、若林志穂さんしかないと感じた。*3
敵対する組によって拘束されたいた妹に会いに行くが、今は事情を知らない男と結婚し、一応は幸せに暮らしていた。
いろいろあって英二は、その組に殴り込みに行くのだが、これが圧巻。
「どうして時代劇の悪人は、一人ずつ斬りかかっていくの?」
という疑問が頭をよぎる。
ついにボスのところにたどり着く英二。
あえてここでは書かないが、「なんでそうなるの」と欽ちゃんばりにつっこみを入れてしまった。
いやぁ、こんなバカバカしい面白い映画が世の中にあったなんて。
若林志穂さんのおかげで知るはずのなかった世界を垣間見ることができたことが、一番の収穫だった。
肝心の志穂さんの出番は5分程度なので、レンタルで済ませましょう。
それも半額の日で。
- 出版社/メーカー: 東映
- 発売日: 2005/09/21
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